外に出たくなる!こどもが外遊びをするメリットと能力を伸ばす遊び方

こどもの能力を伸ばす遊び方

\乳幼児のママ向け/

こどもが生まれると、お散歩したり公園に行って遊ぶことが増えますよね。

悩み

とりあえず外には出るものの、

  • 本当は家の中にいたいな…。
  • 公園で何をしたらいいのかわからない…。
  • こどもの能力を伸ばす遊びは?

と考えるママも多いのではないでしょうか。

この記事では、乳幼児のママ向けに外遊びの重要性こどもの能力を伸ばす遊び方をご紹介します。

外で遊ぶメリットは運動能力の向上だけでなく、精神が落ち着いたり集中力が高まったりと、こんなに!?と思うほどたくさんあります!

運動が苦手な子も、近所の小さな公園から外遊びの機会を増やしていきましょう。

この記事でわかること
  • こどもが外遊びをするメリット
  • こどもの能力を伸ばす遊び方
目次

こどもが外遊びをするメリット

乳幼児のこどもたちに、外遊びはどんな効果があるのでしょうか。

ママの声

脳・身体を刺激するって聞くけど、ほんと?

ゆっぴー

体力や運動能力はもちろん、精神面や集中力にも影響があるよ!

ここではこどもが外遊びをするメリットを、大きく5つに分けてご紹介します。

  • 生活リズムが整う
  • 自律神経が整い心身ともに健康に
  • 食べる量が増える・よく眠る
  • 運動能力の向上
  • 社会性が身につく
公園が義務になりツラかった……

体力があり過ぎるから毎日公園へ行かなきゃと外遊びが義務になってしまっていた時期は、

楽しいはずの外出が面倒に感じてツラかったです……。

そんなとき外遊びについて調べ、

  • 意味があるんだ!
  • 今後のこどものためになるんだ!
  • こうやって遊ぶといいのか!

と気づくと前向きな気持ちになれました。

同じように外遊びに意義を見出したい方へ伝えたい内容を、ギュッと簡潔に詰め込みました。

毎日が少しでも明るく楽しく過ごせるように、ぜひ参考にしてください。

生活リズムが整う

太陽を浴びて遊ぶことで、日中にからだを動かし日が落ちると眠るという体内リズムが整ってきます。

リズムが崩れると、寝起き・寝つきの悪さにもつながります。

ゆっぴー

朝起きなくて夜は寝ないって悩んでいるママは多いよね…。

生活リズムを整えるためにまず朝6〜8時には起きて、日中に外遊びを取り入れてみましょう。

からだを動かして遊ぶことで睡眠の質も良くなり、朝もスッキリ起きられるようになります。

自律神経が整い心身ともに健康に

外遊びは自律神経を整えます

自律神経が乱れるとどうなるの?
  • 情緒不安定
  • 不眠
  • 倦怠感
  • 食欲不振

など大人でもツラい症状が現れます。

子どもの癇癪・夜寝ない・機嫌が悪い・ご飯の量を食べてくれない…
とほとんどのママが何かしら悩んでいますよね。

外遊びはこれらの悩みを改善してくれる可能性があります。

精神が落ち着く

イライラや癇癪など、精神の乱れは自律神経と関係しています。

外遊びをすることでストレス発散になり、心も落ち着くようです。

脳が刺激され集中力が高まる

外遊びは脳にもたくさんの刺激を与えてくれます。

evidence
  • 「運動を行うときの状況判断や空間認知力が、知的機能の発達促進に有効であると考えられる」(日本学術会議2011)
  • 「外遊びは集中力につながる脳の前頭葉の活性化を促すと言われています。」(JSPO日本スポーツ協会)

外で全身を動かして遊ぶことは勉強にも影響を与え、スポーツに限らず生きていく上で必要な力になります。

早く走れない・上手に遊具に登れなくても、からだを動かすことが重要なので、外遊びを取り入れていきたいですね。

からだが丈夫に

寒い日や暑い日、風が強い日など、外は変化が多いです。

たくさんの刺激の中で遊ぶことで、どんな環境にも適応できる丈夫なからだがつくられていきます。

また日光を浴びることにもメリットがあります。

日光を浴びることのメリット
  • カルシウムのバランスが整う
  • 骨の健康を保つのに必要なビタミンDの形成が促される
  • 体内リズムを整え、免疫力が高まる

屋内施設でもからだを動かせるところが増えていますが、天気の良い日は屋外で遊ぶことを意識しましょう。

雨の日も
カッパを着せて長靴で近所をお散歩するのもオススメです。
いつもと違う景色や音を楽しめます。
機嫌が良くなるので、少し面倒でも外に出るようにしてました。
早めに帰宅し濡れてしまったらすぐに着替え、風邪をひかないよう気をつけましょう。

ゆっぴー

こどもは水たまりとか大好きだよね!

食べる量が増える・よく眠る

からだを動かして遊ぶことでお腹が空いてご飯をよく食べる、からだが疲れてよく眠る傾向にあります。

筆者の経験談

小さい音でよく起きてしまうこどもでしたが、外で目一杯遊んだあとは、多少のことではぴくりともせずぐっすり眠っていました。

こどもが起きるかビクビクせずに自分も休息がとれたのは大きかったです。

また少食でおやつを欲しがる子でしたが、外遊びのあとはご飯をよく食べてくれるので、ここぞとばかりに食べさせてました。

『寝ない・食べない』で悩んでいるママは外遊びがオススメです!

運動能力の向上

外で体を動かすことは、もちろん運動能力の向上につながります。

基礎体力がつく、からだの動かし方を覚える、筋力がつくなど効果的です。

運動神経が著しく発達するゴールデンエイジを知っていますか?

あのとき知っていれば……と後悔しないために、こちらもぜひ一読ください。

知っておきたいゴールデンエイジ

ゴールデンエイジとは『人生の中で最も運動神経が発達する黄金の時期』で、5〜12歳の間を指します。

アメリカの医学者スキャモンの発達曲線という有名なグラフによると、20歳時点での発達を100%としたとき、

身体能力や運動神経の80%は5歳頃までに成長します。

発達が完成に近づく時期で、大脳から筋肉へ伝達する仕組みが最も発達するのが5〜12歳のゴールデンエイジです。

この時期は発達が著しく、頭でイメージした通りに動くことができ、動作を見よう見まねで習得できてしまいます。

多様な動きを経験することが重要なので、なにかひとつのことをやらせるより、

楽しみながら遊びの中で様々な体験をさせることを意識しましょう。

5歳頃までに80%が完成することから、乳児期に様々な動作の経験をすることも大切です。

手足や全身をマッサージして刺激を与えるなど、子ども自身が満足に動けなくてもできることはあります。

跳ぶ・走る・転ぶ・ぶら下がる・登る・降りるなど

多くの経験をさせてあげましょう。

ゆっぴー

家の中ではできない動きを体験するのに、”外で遊ぶ”というのが大切なんだよ!

社会性が身につく

外に出ることで信号を渡る、道路の端を歩くなど社会のルールを学ぶ機会にもなります。

理解できるまで時間はかかりますが、知る経験を与えることは大切です。

コミュニケーション力が深まる

親や周りにいるこどもたちとのコミュニケーションが生まれ、社会性を身につけていきます。

行く方向を伝える、寒いね暑いねなど、親との会話が少なからず生まれます。

まだ会話ができないこどもに話しかけるのが苦手なママでも、景色が変わると喋りかける言葉が自然と出てくるでしょう。

順番を守る・道具の貸し借りなどルールも知っていきます。

初めのうちはわがままを言ってしまっても、次第に優しくできるように成長する姿も見られますよ。

外遊びの注意点

こどもとの外出は急に走り出したり転んだり、思わぬケガや事故につながらないように注意が必要です。

特に気をつけたい点は以下の3つです。

  • 周囲に気をくばる
  • サポートする
  • 運動に適した服装や靴

周囲に気をくばる

後ろからくる車や自転車と事故にならないよう、周囲に気をくばりましょう。

こどもにばかり目が行きがちですが、ケガや事故を防ぐには前後左右の確認も大切です。

サポートする

万が一の落下に備えてすぐ側でサポートしましょう。

こどもが「ひとりでやりたい」と手を繋ぎたがらないときでも、倒れた時に支えられるよう常に側にいてください。

筆者は「もうひとりで登れるな!」と油断したときに、こどもが遊具から落下してしまったことがあります。

ゆっぴー

大事に至らなくてよかったけど、ヒヤッとしたあの瞬間は忘れられない…。

何度も成功していても安心せず、こどもの側で見守ってあげましょうね。

運動に適した服装や靴

動きやすい素材で、遊具などに引っかかりにくい形の服装にしましょう。

硬いジーンズ生地やヒラヒラするスカートなどは適していないので、外遊びのときは避けるべきです。

靴も外遊びのときはサンダルは避け、つま先まで覆われた靴で足を選んでくださいね。

こどもの能力を伸ばす遊び方

テクテク歩きまでの乳児から、体や会話がしっかりしてきた幼児の遊び方をご紹介します。

家でやる事もあり疲れている中出かけるお散歩や公園に行くので、より効果的な意義を感じられると嬉しいですよね。

〈乳児〉0〜2歳

見える・感じるものを言葉にして伝える

空が青いね。葉っぱが揺れてるね。風が強いね。暑いね。空気が気持ちいいね。歯医者さんがあるよ。

なんでもいいので見えるもの感じるものを言葉にして伝えてあげましょう。

反応がなくてもこどもは聞いています。

ママの声が聞こえて安心していたり、言葉を少しずつ覚えていきます。

私は反応がなくて寂しい思いをしていましたが、無言で歩くともっと寂しいので、

効果があると信じて、少しでも楽しくお散歩できるように声かけは続けました。

実際に触らせてみる

葉っぱや木、石や砂など、可能なモノは触らせてあげましょう。

冷たい、ザラザラ・ツルツルしてるなど刺激があり、発達につながります。

遊具で遊べなくても木の棒を探したりトントンと叩いてみたり、五感が刺激されることで発育に効果的です。

〈幼児〉3〜5歳

会話もでき身体もしっかりしてくると遊べる範囲が増えます。

ルールがある程度理解できるようになると、鬼ごっこやしっぽとり・だるまさんが転んだなどの簡単な遊びもできます。

公園の遊具

遊具は登る・滑る・降りる・掴む・手足を順番に動かすなど、からだを動かすことはもちろん脳の発達にも効果があります。

サポートしながらどんどん挑戦させてあげましょう。

砂場

砂場は感触を楽しんだりスコップなどを用いて遊ぶことで、手先の器用さにつながります。

他のこどもとの貸し借りする機会が生まれ、社会性を身につける機会にもなります。

他にもメリットがたくさん
  • 無心になって取り組むことで集中力がつく
  • 失敗と成功を繰り返すことで忍耐力がつく
  • 足場の悪い砂の上で遊ぶことでバランス感覚が養われる
  • 自分の思い通りにできると達成感を感じられる

『せっかくなら走りまわって遊んでほしい』気持ちはよくわかりますが、砂場でも脳や全身に刺激がありこどもは疲れてくれます。

筆者はメリットを知るまでは「遊具で遊ばないなら帰るよ!」と理不尽に怒ってしまったこともあります…。

ゆっぴー

理不尽な母でごめんよ…。

こどもの発育に効果的で間違いなく疲れてくれるので、そのとき遊びたい気持ちのモノを優先してやらせてあげるようにしましょう。

水遊び

水遊びはこどもが大好きな遊びのひとつですよね。

夏は着替えを用意して思う存分遊ばせてあげましょう。

冷たい・気持ちいいなどの感覚や、水のかたちの変化を楽しめます。

五感に刺激を与えられ、こどももはしゃぐので体力もつきますよ。

ゆっぴー

こどもがぐっすり眠ってくれるから、毎週噴水がある公園に通ってたよ!

ボール投げ・蹴り

少し難易度が高くなりますが、ボールを投げたり蹴ったりするのも運動神経の発達には効果的。

どうやってからだを動かせばボールが転がるのかを感覚を確かめながら、脳とからだを使って遊べます。

全身を使い家の中ではなかなかできない動きができるので、公園に行くときにはボールを用意するのもオススメです。

おにごっこ・しっぽとり

ルールが理解できるようになると、おにごっこやしっぽとりなどの簡単な遊びもできます。

悔しい気持ちも生まれ、感情の発育にも効果的です。

外遊びを楽しもう

外遊びはこどもにとってメリットがたくさんあり、親も気分転換になります。

小さい頃に様々な動きを経験することが、こどもの運動神経の発達に大きな影響を与えます。

外の刺激が多い環境で遊ぶことで集中力がつき脳が鍛えられるので、今後スポーツの道に進まないとしても必ずメリットがあります。

家にこもりガチなママ、外に出るのが大変で億劫に感じているママ、元々楽しんでいるママ。

外遊びはどんなこどもにも心身の成長に必要不可欠です。

ぜひ、毎日外に出かける習慣をつけ、ママもこどもも楽しい時間を過ごしましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメントする♡(感想・相談なんでもok)

コメントする

CAPTCHA


目次