＼この記事では、完璧主義より幸せになれる考え方“最善主義“をご紹介します。／
『完璧主義』って、なんとなく良くないと気づいていませんか？
Googleで検索すると、辞めたい・しんどいなどがすぐにでてきます。
特に子育て中は些細なことでイライラして夫やこどもに当たってしまい、あとから罪悪感でいっぱいの夜を過ごす、なんてことが日常茶飯事ですよね。
私自身、何度も経験してきました。
良くないのかなと思いつつも完璧を求めてしまう真面目なあなたに知ってほしい生き方があります。
それが“最善主義“です。
毎日ギリギリでがんばっているあなたの心が軽くなりますよ。
完璧主義を手放しました
ぶっちゃけ、仕事においてだけなら完璧主義でもやっていけなくはないと思います。
自分のペースで力で、どうとでもできる世界だからです。
こどもを育てるのは、どうしても思い通りにいかないことだらけ。
だから今までの価値観“完璧主義“のまま挑むと苦しくなります。
私も根っからの完璧主義でした
小学６年生のときに卒業制作の書き初めで選んだ好きな四字熟語は『完璧主義』。
当時の先生に「あまりいい言葉ではないから・・・」と却下され、シブシブ違う言葉を書いたのを今でも覚えています。
そんなこどもの頃から根っからの完璧主義者で、できないことがあれば落ち込み、もっともっとと意欲的に頑張る人生を送ってきました。
頑張る自分を誇らしく生きてきましたが、こどもを出産後は息苦しい毎日に変わってしまいました。
どう頑張っても思うように回らない毎日にストレスが溜まる一方。
夫にもう少しできるんじゃないのと責められ、私自身も自分でできないことを責める苦しい時間を過ごしました。
そんなツラい毎日から抜け出したいと思っていたところ、最善主義という生き方を見つけたのです。
イライラ・嫌味の言い合いが激減！
完璧主義を手放すとイライラすることが減るので、気持ちに余裕ができます。
産後は大好きだった夫のことを“使えないやつ“としか見れなくなるママ、多いですよね。
あれもこれもやらなきゃいけないのに、できない。夫は何も気づかない。何もしてくれない。と不満を募らせています。
完璧主義を克服して余裕ができると、夫への大好きだった気持ちを思い出すことができ、夫婦仲も良くなります。
家族で笑って過ごせる時間が増えたら、もちろん嬉しいですよね。
完璧主義をやめるには
できたことを見るようにするだけ
完璧主義をやめるには、ありがたいことに、お金も時間もかかりません。
“できたことに目を向ける“
今この瞬間から考え方を変えるだけで、まるで違う生活になります。
完璧主義でツラくなる理由
完璧主義はなぜダメなのでしょうか。
ツラくなる理由は主に2つあると思います。
- できないところが気になる
- 人にも厳しくしてしまう
できないところが気になる
完璧を目指すと、できている部分よりもできていないところが気になってしまいます。
今日は洗濯も掃除もご飯作りもできたけど、おもちゃが片付けられなかった…
美味しいハンバーグをつくれたけど、味噌汁はインスタント…
些細なことを気にして落ち込み、全部完璧にやれなくて悔しくてイライラしてくる。
自らできなかったところにスポットを当ててしまうのです。
家事のほとんどをこなし、美味しいハンバーグまで作って十分すごいのに、、。
人にも厳しくしてしまう
完璧を目指す人は自分にはもちろん厳しく、他人にもそれを求めてしまう傾向にあります。
同じ価値観であれば高め合える可能性もありますが、いずれにせよ、
常に足りないところを見ているので、とても息苦しく疲れがたまる一方です。
旦那さんにイライラして強く当たってしまうママの話をよく聞きます。
朝食づくり・着替え・オムツ替え・部屋の掃除・お風呂・寝かしつけまでしてるのに、出かける準備が遅い！とイライラする。
↑めちゃめちゃやってくれてません？
極端な例ですが、ここがダメ！と常にできないところに目を向けて、イライラベースになってしまうのが完璧主義のよくないところです。
幸せになれる最善主義とは
完璧主義の人に知って欲しいのが“最善主義“。
今できることをやったなら、あとは許そう。という考え方です。
完璧を求める真面目なあなたは、もう十分すぎるくらいに頑張っています。
自分や今のありのままの状況を受け入れるだけで、あなたの心も環境も変化します。
できたことに目を向ける
最善主義になるには、“できたことに目を向ける“ただこれだけです。
一日の終わりでもちょっとした隙間時間でも、今日はこれができた！と考える癖をつけてみてください。
それだけで自分を責める気持ちは小さくなり、頑張ったなと労いと達成感が自分の中で生まれます。
今できることをやったなら、あとは許そう。です。
人にも自分にも優しくできる
もう十分やったと思えたら、人にも自分にも優しくできます。
例えば、こどもが運動会でめちゃめちゃ頑張ったけど4位だったとして、あなたはがんばりが足りないと責めますか？
どう考えたって「よく頑張ったね。頑張ったからいいんだよ」と優しく声をかけてあげますよね。
人も自分もできたことやったことに目を向けるだけで、優しい気持ちが生まれます。
いまこの瞬間から変われる
できたことに目を向けるだけでいいので、今この瞬間から変われます。
例えば・・・
私の夫はよく私の好きなアイスやお菓子を買ってきてくれます。
こども2人を連れて遊んできてくれます。
お風呂に1人でゆっくり入る時間をつくってくれます。
でも私が仕事から帰宅したときに、食器洗いは終わっていなくてシンクに溜まったままでした。
×ここでできていないところに目を向けた場合
（洗い物やってないのかよ・・・）と思うと、不思議と夫の話に興味がなくなるんですよね。
今日どこに行ったかなんてどうでもいいし、おやつを買ってくるより洗い物やっといてよ。みたいなトゲトゲした気持ちになります。
⚪︎夫がやってくれたことに目を向けられた場合
今日どこに行ったのかな？お風呂にゆっくりはいれたよ！お土産最高！ありがとう！
と夫と話がしたくなるし、洗い物くらいあとでやるか。というふわっとした気持ちになります。
ね！
行動は同じでもどこに目を向けるかで、気持ちが違うんです。
毎日がんばるママへ
こどもが生まれて幸せなはずなのに、、、と頑張るママ。
考え方一つで生活は好転します。
頑張ることは素敵ですが、頑張りすぎてツラくなっているなら、その考え方は手放してみましょう。
あなたはもうすでに十分すぎるくらい頑張っています！
今できることをやったら、許してあげましょう。
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