- ウォーターサーバーが赤ちゃんにとって安全かどうか
- どこの会社のどの機種が安全か
- ウォーターサーバーのメリット
妊娠中や産後にミルク作りにはウォーターサーバーがおすすめ!という情報を、一度は耳にするのではないでしょうか。
ショッピングモールや家電量販店、子ども情報誌やネットで目にすることも多いですよね。
認知度が上がり需要が高まってきたため、
ウォーターサーバーの会社や機種がものすごく増えています。
その結果、
結局どこのウォーターサーバーを選べばいいかわからない…。
そもそも本当に安全なの?
と疑問や不安も増えてきたと感じます。
この記事ではミルク・離乳食作りにウォーターサーバーを検討しているパパママ向けに、
- 赤ちゃんにとって本当に安全なの?
- どの情報を信じたらいいかわからない。
- メーカーや機種が多すぎて選べない。
など、赤ちゃんのミルクに使う際に心配になることを調べ尽くし、まとめました。
結論、ウォーターサーバーは正しく使用すれば、赤ちゃんにも安心安全でとても便利です!
ウォーターサーバーについてきちんと理解した上で、安心してミルク作りや離乳食作りに役立たせてください。
筆者は妊娠中からプレミアムウォーターのスリムサーバーを契約しました。
忙しい新生児期の生活での負担をグッと楽にしてくれる便利すぎアイテム。
ミルク・離乳食時期は絶対的にオススメ!
大人もサッと美味しい水がすぐに飲めるのも嬉しいポイントです。
産後は冷蔵庫から水を出してコップに注ぐのも面倒だった…。
赤ちゃんに飲ませても大丈夫?
なんといっても気になるのは安全面ですよね。
ウォーターサーバーのお水は正しく選べば、赤ちゃんにとって安心安全で、なんの問題もありません。
安心安全なのは、硬度100mg/L以下の軟水です。
硬度が高い硬水は、赤ちゃんの身体に負担をかけてしまうため注意しましょう。
いくらお水が安全でも、サーバー本体が汚れていると菌が繁殖してしまいます。
本体の手入れをこまめに行うことが大切です。
それでは、詳しくみていきます。
硬度100mg/L以下の軟水ってなに?
硬度100mg/L以下の軟水といわれても、なんのことかよくわかりませんよね。
ミネラルウォーターには種類があります。
そのひとつが硬水と軟水です。
硬水と軟水とは
一般的には硬度が
120mg/L以下のお水を、軟水
0〜60mg/L 軟水 60〜120mg/L 中軟水
120mg/L以上のお水を、硬水
120〜180mg/L 硬水 180mg/L以上 超硬水
と呼びます。<WHO世界保健機関の基準>
水1000ml中に含まれるカルシウムとマグネシウムの量を表した数値のこと。
カルシウムやマグネシウムなどのミネラルは、からだにとって必要な五大栄養素のひとつです。
本来は摂取すべき成分ですが、赤ちゃんは内臓機能が未発達なため身体に負担がかかり、下痢や嘔吐などの原因になってしまいます。
そのため、赤ちゃんに与えるお水には硬度の低い軟水を選ぶように推奨されています。
硬度が100mg/L以下を選ぶべき理由は、
粉ミルクは水道水を使用して作られることを想定してミネラル分が配合されていて、
日本の水道水の基準が硬度10〜100mg/Lと規定されているからです。(厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/suido/kijun/dl/k34.pdf)
- 赤ちゃんの身体に負担がかからないように
- 水道水の基準に合わせて
ミネラルが少ない硬度100mg/L以下の軟水を選びましょう。
記事によっては、硬度60mg/L以下としている人もいます。
硬度60mg/L以下というのは、世界保健機関の基準で軟水にあたるからですね。
赤ちゃんにとってミネラルは少なければ少ないほど身体にやさしいです。
100mg/以下であれば安全ですが、できるだけ硬度が低いものを選びましょう。
天然水とRO水の違い
ウォーターサーバーに使われる水は、天然水とRO水とよばれる2種類です。
成分や処理方法、採水地の違いで区別されますが、簡潔にまとめると、
〈天然水〉
山奥の地下から採れたこだわりの美味しい水
天然のミネラルが豊富で、不純物は少ない
水の入手にコストがかかるため金額が高い
〈RO水〉
河川や水道水などをろ過した無味無臭の水
ミネラル・不純物はほとんど無い
水の入手が身近で簡単なため金額が安い
(※一部、人工的にミネラルを添付したデザインRO水とよばれる水もあります)
というのが特徴です。
せっかくなら美味しい水を使いたいという方には
⇒天然水
安全な水を安く使いたいという方には
⇒RO水
がおすすめです。
加熱処理されてないとダメ?
ウォーターサーバーの水は加熱処理されてないから、赤ちゃんに飲ませたらダメ!と言われることもあるようです。
がしかし、これは間違いです。
適切な除菌処理がされており、ボトリングまでの衛生環境がきちんと整備されていれば、
非加熱処理でも大丈夫。
水道水を沸騰させて加熱処理するのは、塩素を除去し除菌消毒する為。
ウォーターサーバーの水は、基準まですでに除菌されていて塩素を含みません。
そのため、沸騰して加熱処理をする必要性がないのです。
ただし、水が安全でもウォーターサーバーの本体を手入れをしないと菌が繁殖してしまうので注意が必要。
水が安全だからと過信してお手入れを怠ることがないよう、気をつけましょう。
除菌状態を保つためにお手入れが必要
では具体的にお手入れとは何をすればいいのでしょうか。
メーカーや機種によって様々ではありますが、
注水口(水が出る部分)や給水口(ボトルとの接続部分)は、使用・交換したときにはこまめに拭き取りましょう。
水分やほこりが付いていると、菌が繁殖してしまいます。
できれば圧縮タイプのボトル式で、自動洗浄機能が搭載されている機種を選ぶのがおすすめです。
圧縮タイプのボトル式…使用中に残っている水に空気が触れないため、菌が繁殖しにくく衛生的。
自動洗浄機能…ウォーターサーバー内の水の滞留を防いだり、タンク内を殺菌する機能(各社色々な呼び方・方法があります)。
赤ちゃんのミルクを作るときの注意点
ウォーターサーバーの水は赤ちゃんにとって安全ですが、使用する際に注意点があります。
70℃以上のお湯で溶かす
ミルクを溶かすときは、必ず70℃以上のお湯を使用します。
粉ミルクは無菌ではないので、殺菌する必要があるからです。
哺乳瓶に入れて混ぜて溶かすまでに70℃以下に下がってしまわないよう、温度は80℃以上になるように設定しましょう。
ウォーターサーバーをエコモードにすると、温度が70℃より低くなってしまう可能性があります。
電気代が安くなるからと安易にエコモードに切り替えずに、事前に確認しましょう。
溶かしたあとに冷水で温度調整はダメ?
除菌が保たれていれば、沸かせずそのまま冷水を入れて調整可能です。
70℃以上のお湯で粉ミルクをしっかりと溶かした後に、除菌済みの冷水を足しましょう。
70℃以上のお湯を入れたあとであれば、清潔な湯冷ましを加えることが可能です。
https://www.shop-beanstalksnow.jp/smartphone/page13.html
粉ミルクや哺乳瓶で有名なビーンスタークの公式ページにも記載されています。
季節や室温によって前後しますが、お湯:冷水=3:2の割合が人肌に近い温度になります。
赤ちゃんの好みに合わせて、熱め・ぬるめを調節してあげてください。
給水口・注水口はこまめにお手入れ
サーバーが汚れていると菌が繁殖してしまうのでお手入れが大切です。
注水口は日頃からこまめに、給水口はボトルを替えるときに毎回、水分や埃が残らないように拭き取る。
大人は多少放ったらかしでも平気ですが、未熟な赤ちゃんには細心の注意を払ってあげましょう。
【厳選】おすすめのメーカーと機種
赤ちゃんのミルク作りに使用できるウォーターサーバーは種類豊富にあります。
赤ちゃんの身体に最も負担をかけない水は、不純物やミネラルが少ないRO水です。
安くてお得で安心ですが、
- 無味無臭であること
- ボトルの素材はプラスチックが多い
- 回収まで空きボトルの保管に困る(再利用されることがほとんど)
などがデメリットです。
筆者のおすすめは、味が美味しくてミネラルが補給できる天然水です。
少しこどもが大きくなってからですが、”ジュースよりウォーターサーバーの水が好き”などの口コミも見て決めました。
中でもイチオシは、業界シェアNo.1のプレミアムウォーターです!
“たまひよ赤ちゃんグッズ大賞 天然水ウォーターサーバー部門”で6年連続1位を受賞しています。
天然水 プレミアムウォーター
実際に4年ほど前に、筆者が契約して使用していたのもプレミアムウォーターです。
せっかく買うなら美味しい水がいい!!と思い、
当時から人気のあったプレミアムウォーターのスリムサーバーを選びましたー。
スリムサーバーにした理由は、プレミアムウォーターの中で1番安く使用できたからです。
RO水 ウォータースタンド
それでも赤ちゃんの身体にとって1番やさしいRO水がいい!という人には、
水道直結型のウォータースタンドがおすすめです!
ボトルがないのが本当に魅力的。
工事が必要なので、大ごとだなー配線が見えるのはいやだな……と敬遠されがちですが、
実はとっても簡単で見た目もスマートなんです!
人気の定番モデルの”アイコン”は設置費用も無料でお得です!(2023年5月時点)
また水はどれだけ飲んでも月額4,400円なので、たくさん飲む家族は天然水よりも圧倒的に安いです。
サポートも充実しているので、RO水で選びたい人へイチオシの機種です。
契約時の注意点
天然水は2、3年契約で途中で解約する場合に1〜2万円程の違約金がかかることがほとんどです。
RO水は最低6ヶ月契約など、縛りが少なめ。
まとめ
ウォーターサーバーは正しく使用すれば、安全でとても便利なアイテムです。
新生児〜乳児期は本当に体力勝負の日々が続くので、是非生活に取り入れて余裕を手に入れて欲しいです。
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